日本政府観光局(JNTO)が16日に発表した推計値で、2021年5月の訪日外国人旅行者数は1万人となった。新型コロナウイルス流行前の19年同月比で99.6%減だった。
国・地域別の訪日旅行者数は、中国が1800人、韓国と米国が各千人、フィリピンが600人、インドが500人、ベトナムが400人、台湾とインドネシアが各300人など。
21年1~5月累計の訪日外国人旅行者数は8万7100人。19年同期比で99.4%減だった。
また、JNTOが発表した推計値で21年5月の出国日本人数は、19年同月比97.9%減の3万100人。21年1~5月累計の出国日本人数は、19年同期比で97.9%減の16万8400人となった。